パナソニックはドラム式洗濯乾燥機において新規受注を一時停止した。中国の部品製造会社で火災事故が発生し、洗濯機に使用している専用部品供給にメドが立たなくなったため。
一部で納品日の見直しと、新規受注についても一時停止をせざるを得ない状況になったという。既に予約あるいは注文分については、最優先で納品できるように努めるとしている。
日本電機工業会(JEMA)によると、2020年度の洗濯乾燥機の出荷実績は前年度比107.4%の123万5,000台、2021年度は同109.5%の135万2,000台を予想しているメーカーもある。
洗濯乾燥機にはタテ型とドラム式の2つのタイプがあるが、パナソニックはドラム式洗濯機のシェアで国内トップ。