総務省がまとめた2019年9月末時点の通信利用動向調査によると、インターネット利用者の割合が全体の89.8%と9割に迫った。スマートフォンを保有している世帯の割合も増加の一途をたどり初めて8割を超えた。
地域店も従来の対面重視の「御用聞き営業」から大きな転換が迫られている。そうした中で、栄電気(東京都江東区)社長の沼澤栄一氏は、若者に人気のSNSサービス、TikTokに意欲的に取り組んでいる。
tiktokとは、15秒から1分ほどの短い動画を作成/投稿できるスマホ向けのSNSの動画コミュニケーションサービス。
ユーザーは動画を撮影する際に「0.5倍速」「2倍速」と、速さを調節しながら撮影をしたり、アプリ内に実装されている特殊効果を活用して、ユニークな動画を簡単に作成できる。

今が取り組むチャンス
「1分足らずの動画なので、編集も少なくてすみ仕事の後30分程度で仕上げられるのがメリット。最近では、室外機に銀マットを貼っちゃダメという電気屋だったら誰でも知っていることを投稿したら数万回の再生回数。
一日ですぐ1万回の再生回数になるので、TikTok経由で仕事も入ってきている。TikTokに取り組んでいる電気屋さんはまだ少ないので、今が取り組むチャンスですね」。
もちろん、数万回の再生回数をあげるには、沼澤氏ならではのコンテンツが受信者に響いているからだ。
そのコンテンツとは、例えば「洗濯機を選ぶときはまずはここをチェック」「シーリング照明器具の交換時の注意点」、「エアコンフィルターの賢いお掃除の仕方」など、電気屋のプロが教える「家電の上手な使い方」を発信。そこがミソになっているようだ。