現在、1万4,000店を切ったと言われる全国電機商業組合の組合店数。大型家電量販店やネット通販の攻勢で非常に厳しい状況下にある。そんな組合を歌で活気づけていこうと、街の電気屋さんの応援ソングを作ったのが富山県電機商業組合だ。
タイトルは「スマイリーライト」。街やお客さんを笑顔で明るく照らしたいという願いを込めた。曲はアップテンポの軽快なメロディ。お客を愛する電気屋さんの気持ちが熱くなるほど表現されている。
歌っているのは、街の電気屋さんでもあるシンガーソングライターの河合良さん。2018年11月、発売を開始した。この応援ソングが地域のお客の間で評判になっている。
歌詞のさわりを紹介しよう。
「どうしようと」と悩んだ時は電気のプロの僕たちが
あなたの困った心に笑顔で駆けつけるから
乾電池からオール電化まで優しく応えましょう
あなたの喜んだ顔とありがとうの言葉が誇りです
安心と安全を今日も忘れずに家族のような真心で
愛と夢と希望を届けます
なぜ、注目されているのか。
コロナ禍で外出自粛を強いられているお客にかわって、さまざまなお家の困りごとを解決してくれるからだ。「いざという時に、頼りになる電気屋さん」というわけである。